モノクロ
デジタルカメラが普及し、写真がものすごく身近な存在になった。
それは紛れも無くデジカメの功績だ。
かつて、CDが普及し、カセットやレコードが廃れていったように、
フィルムがその方向に進んでいる。
しかし、フィルムは完全に消えてしまうことは無いだろうと思う。
買い続けるマニアの存在はもちろんのこと、デジカメではまだ到達できていないモノを
フィルムが持っているからだ。
『ダイナミックレンジ』
「識別可能な信号の最小値と最大値の比率」つまり、写真の世界で言うと、
白とびから黒つぶれまでの諧調の幅のことだ。
デジカメのダイナミックレンジはまだ、フィルムのそれに追いつかない。
追いつくのは時間の問題かもしれないが、
僕たちはその問題をHDRで解決している。
最近のカメラに搭載されているHDR機能も同じ意味だ。
α330+SONY 75-300mm F4.5-5.6(SAL75300)
~Lightroom3.6
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ボクはダイナミックレンジの広い写真が好きな傾向がある。
だからHDRという手法に嵌った。
しかし、最近それを追求していくと、あえて『色』を捨てて『白と黒の諧調のみ』で表現される写真は、諧調に特化しているという意味で究極の世界かな・・・とも思う。
フィルムカメラではHDRはできっこないのだから、
できるだけラティチュードの広いフィルムを選んで楽しんでみたいと思う。
今、フィルムカメラを選んだりしている過程が楽しい♪
だんだん機種も絞れてきた。レンズはどれにしようか・・・
1本目のフィルムはどこに撮りに行って使おうか・・・
by takuya2728 | 2012-09-02 00:12 | その他